渡邉勝之
わたなべかつゆき
1974年生まれ・佐用町
コメント
余暇活動でのぬり絵から始まった制作活動。何にでも興味を持たれ、チャレンジされ根気よく丁寧に細かいところまで塗り込んで描かれる姿は今も変わりません。おかしのパッケージや広告、新聞、TVなどからインスピレーションをもらい描いています。楽しい世界が広がっていて、観ている私たちまでがうきうきした気分になります。
(救護施設南光園 指導員 上田千夏)
~Writer’s Eye(取材を通して)~
描いているときの渡邉さんは、真剣な表情です。が、ふっと笑顔になることがあります。絵のなかの人物が、歌ったり踊ったり話したりして、渡邉さんを楽しませてくれているのでしょうか。筆圧強くたんねんに色を塗ります。もの静かですが、子どものころからソフトボールなどの運動に親しみ、今はテレビで野球観戦。十年ほど前に亡くなったやさしいお母さんとの思い出が、会話のなかに何度か出てきました。