穐原繁博
あきはらしげひろ
1952年生まれ・佐用町
コメント
穐原さんの作品の材料は、ビニールテープや厚紙、段ボール、新聞紙を使用しています。
居室にて、作品制作しており、作品が出来れば自分で廊下に飾っています。廊下は、秋は穐原さんの作品でいっぱいです。
壊れやすい作品なので、「壊れたら創る」をキャッチフレーズにして熱心に制作しています。
(社会福祉法人 くすのき会播磨園 絵画担当 支援員 福井彰良)
~Writer’s Eye(取材を通して)~
身近にある廃材、セロハンテープや色付きのビニールテープを、はさみで切ったりくるくる丸めたり。「ニコちゃん」と名付けたキュートな作品を毎日生み出しています。でき上がるとすぐに、施設の自室や廊下に、自ら飾り付け。破れているのを見つけると、自分で修繕も。「壊れたら作る」が穐原さんの流儀です。数ある作品のなかで「いちばん好きなのは?」と尋ねると、「ぜーんぶや」と即答でした。