乾徹
いぬいとおる
1952年生まれ・神戸市
コメント
2013年に世界遺産登録された誰もが愛する富士山と、最も好きな江戸時代の楽しい庶民の暮らしをテーマに、ストーリー性のある個性豊かな画風で繊細に描く世界でただ一人の画家です。
代表作の「富士山と江戸時代の庶民の暮らし」は国際公募展で東京都美術館を初めとし、ポルトガル、パリ、スペイン、フィンランドと世界各国から評価され、乾徹ワールドが確立されました。国際公募世界絵画大賞展では、17年連続受賞、欧州美術クラブパリ出品日本人推薦画家。
(本人)
~Writer’s Eye(取材を通して)~
風景のなかに、時代や空間を飛び越えて、人や風物が描き込まれています。一つずつに物語があり、主人公がいるのだそうです。故郷徳島ですごした子どものころから、絵は好きでした。十代半ばから長く東京で暮らし、徳島への帰郷を経て、今は、良き理解者である妻との神戸暮らし。音楽や香りのセラピーを暮らしに取り入れ、描き続けています。「芸術はあらゆるジャンルの美の集合体」が信条です。