芝崎尚文
しばさきなおふみ
1976年生まれ・小野市
コメント
僕を大変かわいがってくれた祖母は、美人で心も美しい人でした。そんな祖母と愛犬のペスが、もう一度生き返ってほしいという思いを込めて、油絵に挑戦しました。口下手な僕にとって、絵画は自らの気持ちを素直に表現できる方法です。大好きな音楽を聴きながら絵を描いていると、どんどん創作意欲がわいてきます。これからも、一つ一つ、自分の思いを込めた作品作りに挑戦していきたいと思っています。
(本人)
~Writer’s Eye(取材を通して)~
高校の終わりごろから学校へ行きづらくなり、閉じこもる日が続きました。主治医の勧めで絵を始めたのは数年前のこと。初めて描いた油彩画には、「大丈夫だよ」といつも励ましてくれた亡き祖母と愛犬への追慕が込められています。「知らず知らずのうちに手が動いていた」のだと。創作するときに欠かせないのは、長く聞き続けているB’zの曲。「音楽の力を借りて」ペインティングナイフを握っています。