山口欽也

やまぐちきんや

山口欽也

1969年生まれ・姫路市

神戸をめぐる二両連結バス<代表作>

2024年
画用紙、油性ペン、水性ペン

地球のまわりをはしる月の世界

2024年
画用紙、、色鉛筆、油性ペン、水性ペン

神戸で海を見ている人たち

2024年
画用紙、色鉛筆、油性ペン、水性ペン

日本キリスト教のステンドグラス

2024年
紙、色鉛筆、油性ペン

みどり・きみどりの世界

2024年
紙、色鉛筆、油性ペン

隕石バスケットボール

2024年
紙、色鉛筆、油性ペン

夜空の星

2024年
紙、色鉛筆、油性ペン

天国と三途の川

2024年
紙、色鉛筆

塩原高原

2024年
紙、色鉛筆

大阪ドーム

2024年
紙、色鉛筆

【点描はがき(5枚)

2024年
紙、色鉛筆、油性ペン

コメント

電車やバスに乗って出かけることを、日々の楽しみとしている。その先々で見かけたものを、自分の記憶と織り交ぜながら、毎日少しずつ丁寧に描く。カラフルな点や線、モザイク模様などで、画面いっぱいを細かく埋め尽くしていく。【神戸をめぐる二両連結バス】では、本人が大好きな二両連結バスと、神戸の街の風景を描いた。軽作業の傍ら、気分が乗った時に筆を取るスタイルで、制作期間は約数ヶ月。その日の気分で描きたいものを描き加えるため、バスの上には神戸電鉄が走り、ある日は南京町の長安門が、ある日は港の風景が…と、いろんなエピソードが随所に加えられていく。彼の楽しかった思い出を追体験するように、画用紙いっぱいにカラフルな模様が埋められていく。
(みんなの家 支援員 藤林晴美)

~Writer’s Eye(取材を通して)~

「住みたいくらい好き」という神戸の街や旅先の風景、電車やバス、月や星の世界まで、山口さんの描くモチーフは多彩です。「目をつぶっていると頭のなかに浮かんでくる」のだそうです。「絵は自分自身のまごころ」であり、「見る人が穏やかな気持ちになるような絵になればうれしい」と。小さなハートやアヒルなどのかわいらしい絵柄も。行動的で、地元の水族館で案内などのボランティア活動を続けています。

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