吉武 朋哉
よしたけ ともや
1991年生まれ・神戸市
コメント
ポップでユニーク。懐かしいテレビマンガのキャラクターなど、既存のイメージを巧みに取り込みつつ、それが作者の独創的な作風へと昇華されている。思わず微笑んでしまうようなユーモア感覚と、ちょっとした毒気が同居しているところが魅力だ。(選考委員:H)
作業所の昼休みに一人でテーマを探し出し、オイルマジックで描く世界は誰も入り込めない強さがあります(選考委員:M)
丁寧に細部までこだわって表現してあり、強烈な色彩が印象的。タイトルと併せてみると独自の世界観が垣間見えて面白い。「バッタアマゾン」などは一見恐ろしく見えるが実は笑っている!全ての作品から不思議な笑いが聞こえてくる。(選考委員:K)
明るい色と暗い色を、大胆な柄も繊細に配置するセンス。細かく描き込まれた絵をよく見ると、所々に「何だこれは!?」と気になるオブジェクトが配置されている。細かく描き込まれた絵にも関わらず、下描きは一切無しで、一気に描き上げられています。溢れ出る不思議な世界をたっぷりとご覧ください。
(社会福祉法人いかり いかり共同作業所 支援員:岡田 卓士)