寝坊 Ken.Ta
ねぼう けんた
1986年生まれ・姫路市
コメント
小さな小さな丸と点で構成されている拡がりの中に何らかのモチーフを置いて「作品」とすることが多い。
全ての物質の中には最小の物体が無数に詰まっている為、その最小の物体を抽出していくのが創作時の面白み。
言うなれば只単なる「丸描いてちょん」である。
その「丸描いてちょん」を突き詰めた時に何が出来上がるのか、それを自分で見てみたいから描いている。 (本人)
~Writer’s Eye(取材を通して)~
「アートは、排せつ物。生物としての欲求に近い」。作者の見解です。「毎日、恐怖とたたかっている」感覚の中にいて、唯一、穏やかな心持ちになれるのは、自然のままの庭の草木や虫たちと一緒にいるときだそうです。髪を染めるのも、ピアスや化粧も、「自分はのみこまれずにここにいる」という主張なのだと。